JC(ジャパンカップ2018)枠順確定後の話

・アーモンドアイについて

ウオッカは取り逃がし、ジェンティルドンナが乗り越えた3歳牝馬のJC勝利ですが、この馬ならやってくれるでしょう。(もっとも、ウオッカに「取り逃がした」なんて言葉を使うのは失礼かもしれませんが。)距離も母親の良いところを受け継いでいるようなので、理想の馬とはこのことだなあなんて考えてしまいます。内枠に入ったのも大きいと個人的には思っています。レースで何も起こらなければ、勝つのはこの馬ではないでしょうか。

 

・意外性のはなし

何も起こらなければ、なんて書いた手前そちらの説明も少々。

競馬において馬は決して孤独ではありません。その背には馬を導く人が乗っています。

他のスポーツになぞらえて少し考えて見ます。野球で例えるなら馬は投手で、騎手は捕手でしょう。良い捕手は時に名手を生み出すことさえあります。さらに投手は、皆が豪速球を投げられるわけではありません。コースをつかせることも、変化球を投げさせることも時には必要となってくるでしょう。そうなったらあとはタイミングの勝負です。タイミングさえ間違えなければ、自分の土俵に相手を持ってこれるのですから。つまり全体の組み立てが大事になってくるわけです。

外国人騎手は言わずもがな優秀な捕手でしょう。日本人騎手にもいないとは言い切れません。彼らが動いて初めて、アーモンドアイから勝利を奪い取れるのではないでしょうか。